大衆啓蒙のために地球に転生してきている宇宙人の一種を「オールドソウル」と言います。
私のコラムの中でよく、「オールドソウル」の特徴を挙げる際に、「スリムでモデルのような体型」といったことを書きます。
これを見て、「オールドソウルはうらやましい、ずるい」と思う人がいるようです。
その考えは浅はかきわまりないです!
「オールドソウル」はなぜスリムなのでしょうか?
欲が薄いから。
「オールドソウル」がスリムな理由は、きわめて単純です。
彼らは、欲が薄いのです。または、自制心が高いのです。
「食べ過ぎたら太る」「運動しなければ太る」「甘いものばかり食べれば太る」といった摂理は彼らの体にも容赦なく働きます。特別な体質によって優遇されているわけではありません。
「オールドソウル」たちは長身な人が多いです。すると、彼らが満腹になるためには、適した栄養素を得るためには、人よりも多くの食糧を食べる必要があります。しかし、自分の満足感など度外視し、我慢するのが彼らです。
たとえば、仕事場などで一律で出されたお弁当に対して、「僕は足りないよ。もっとちょうだい」などと、言わないのです。大抵、お弁当というのは体の大きな人にとっては物足りない分量なのですが、でも、それで我慢をしようとします。場の空気を乱さないために、我慢すべきだと、彼らは考えるのです。
欲が薄いですし、いつも周りのことを優先的に考えています。
こうした言動が積もり積もって、彼らはスリムなのです。
親のサイフすらも配慮する。
「オールドソウル」は貧困な家庭に生まれることが多いです。そのうえ、たぐいまれな優しさを持っています。
多くの女性は、公衆の前では「小さなお弁当で充分だ」と言います。しかし、家族で外食に出かけるときはがつがつとよく食べるでしょう。
「オールドソウル」は、親のサイフすら気遣うのです。
たとえば、ラーメン1杯なら500円です。これにギョウザを頼むと、800円になってしまいます。「サイドメニューを付けるかどうかで、料金が1.5倍にもなってしまう。それなら食べなくていいや」と、彼らは考えます。「親に800円出させるのは申し訳ない」と、彼らは考えるのです。
ラーメン1杯ではお腹いっぱいにはなっていないのですが、それでも我慢をします。
ですから、「ラーメン大盛り無料!」などと書かれていれば、大盛りを頼んで多く食べたりもするでしょう。
親が、「今日はお前の誕生日だ。なんでも好きなごちそうを食べにいこう!」と言っても、彼はラーメン屋や回転ずし屋に行くでしょう。親にお金を使わせたくないのです。
「遠慮しないで、今日はいっぱい食べていいんだ!」と父親に何度も言われれば、その日だけはギョウザとオレンジジュースくらいは追加で頼むでしょう。
彼は、お誕生日のごちそうで、980円なのです。あなたの周りの女性たちは、普通の日のランチで1,280円をかけるでしょう。そして1,500円の外食をさせてくれない旦那を恨んでいます。
太る人と太らない人の違いは、ここにあるのです。
栄養失調に陥る懸念がある!
あなたが「オールドソウル」の親御さんであったり、奥さんであったりするなら、彼の栄養管理には気を配ってあげてください。
彼はとにかく、出されたもので「これで充分だよ」と言うでしょう。「チャーハンだけじゃ足りないから、酢豚も作って」などとは言わないはずです。
しかし、彼が背の高い人なのであれば、あなたと同じ分量では、栄養が足りなくなります。
そのため、料理を出す立場にある人が、先回りで配慮をしてあげてください。
彼の体型を見れば、「もう少し食べるべきだな」というのはわかるでしょう。
「もうちょっと食べる?」と尋ねるのではなく、「もうちょっと食べなさい!」と言って中華まんを出してあげてください。出てくれば食べるでしょう。
体が細いと、疲れやすいですし、筋力が付きづらいです。硬いベンチや硬いベッドで眠るとき、とても痛いつらい思いをします。病気になりやすくなり、回復も遅くなります。肉体労働や体を使う作業が大変になります。
彼らは、こうした不便を、「根性」で切り抜けようとするでしょう。しかし、それでよいわけはないのです。
運動部の子ならプラスアルファも必要。
あなたの「オールドソウル」のお子さんが、野球部やテニス部に入っているでしょうか?
であれば、さらに配慮が必要になります。
今の時代、おそらく周りの運動部の子たちは、食事のほかにプロテインを摂取しているでしょう。しかし「オールドソウル」の彼は、「お母さん、プロテイン買って」と言わないでしょう。結構な値段のするものだからです。
しかし、それで周りの子たちと張り合うのは、無理があるのです。あからさまに、あなたのお子さんは線が細いでしょう。それでも皆より速く走るかもしれませんが、それは彼が努力熱心なだけで、肉体的には充分でないのです。そして壊れやすくなってしまいます。
カルシウムや鉄分への配慮も必要です。
「オールドソウル」にレッドを制限するのは間違っている!
霊的存在たちは、「オールドソウル」がわざと赤いオーラの事柄に弱くなるよう仕向けようとします。ぜんそくなどの持病を与えて虚弱にし、労働が苦手にしたり、料理と縁のない生き方をさせようとしたりします。
これは、ヴァイオレットやレッドの強い人が、「彼を助けなければ」と思うことで自己成長や奉仕を体験するようにするためです。
しかし、このやり方は間違っていると言えます!
食や寝床を提供してもらっている側の人間は、「もっと食べたい」などと言えません。「この布団は僕の体には小さい」などと言えません。
しかし、自分の食事より多くの食糧を他者に与える女性などいないですし、自分の布団より大きな布団を他者に与える女性などいないでしょう。そこまで気が回らないですし、そこまで献身的ではないでしょう。
体が大きく、人より多くの食糧や大きな家具を必要とする「オールドソウル」は、自分が生活物質を仕切れる立場にいないと、健康な生活を送ることはできないでしょう。
「オールドソウル」のあなたへ。
もし、あなたのガイド霊や守護天使が、「何も持たずに旅立ちなさい」「月収など10万円で充分でしょう」などと言ったとしても、言うことを聞かなくていいです。
体の大きなあなたは、人からの差し入れ品や拾ってきた衣服だけで体を守ることは不可能です。
人並み以上の食費が必要ですし、人よりも大きな布団やイスが必要です。
「オールドソウル」は魅力的な人が多いですが、彼らをうらやましがるのはお門違いです。
彼らは、人一倍努力をしており、人一倍我慢をしているのです。
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